最近聴いている音楽2020/06
最近よく聴いてる音楽をまとめました。
http://song.link/https://open.spotify.com/track/1MNNNlY5dVYcQcXieJbMO4?si=2M7LddyhQn6on2C35Bll_g
去年くらいにPS4ゲームとしてリメイクされたサクラ大戦のゲキテイですね。サビのメロディなどは原曲通りにしつつ大胆なアレンジが入っています。
声優陣もリメイクにあたり代わっており、早見沙織さんはじめ歌手として活躍されている方々が存分に歌唱力を発揮しています。
自分は作品を元の方もリメイクもやってないので適当なことしか言えないですが、不朽の名作のモダンなアップデートとしてすごい完成度のものになってるんじゃないかって思いますね。
PS4持ってないんですがPS4ゲームといえば、十三機兵防衛圏というソフトの渚のバカンスという曲も気に入ってます。80年代を舞台とした世界観のアイドルソングということで、その辺りのテイストが前面に出つつモダンなSF的な雰囲気もあっていい感じですね。
コンテンツの一要素としての音楽をコンテンツに触れずに言及するのは筋が悪いのでPS5出たら買ってみようかなって思ってます。
- Rainbow Mixtures / Julian Berntzen
http://song.link/https://open.spotify.com/track/7jK5AFlvJ8HS2XNdptujZ9?si=90F4m8W4RpmkY0eCz8Wzbg
Julian Berntzenは自分が今年入ってからめちゃくちゃ聴いてるノルウェーの人です。音源はだいたいサブスクにもあるんですが, こないだdiscogsで買えるアルバム全部買いました.
元々オーケストラとかミュージカル畑の人ということもあり, 良質なポップスっていう形容が合うような整った雰囲気の曲が多いんですがこのRainbow Mixturesは個人的にはイギリスのポップスのような癖を感じる楽曲になってます.
- Cheerio! / 彼女のサーブ&レシーブ
この曲は7 inchのシングルで持っていてよく聴いていたんですが, つい先日アルバムが出て配信でも聴けるようになりました. どこか気怠げなボーカルが曲に合っていて, 気負わずに聴ける生活に馴染む名曲っていう印象です.
この曲はマクロスFのクリスマスライブ向けのアルバムの収録曲です (PV 1:10~あたり).
自分がこのアルバムを買ったのは去年のことで, 今度閉店することになった渋谷レコファンの50円中古コーナーにあるのを見つけて菅野よう子だから間違いないだろうと思って買いました.
ストーリー本編が終わった後のクリスマス曲というポジションだからか, 楽しさ陽気さに思いっきり振っていて聴くだけで一気に気分が盛り上がります.
アニソンのカップリング曲とかコンテンツ本編との結びつきが少し弱くなる領域はその筋の作曲家の人たちが好き勝手なことをしている場という認識があって, サブスクの普及によってその宝の山にアクセスしやすくなったんで定期的にその辺漁ってる今日この頃です.
- ハッピーエンドをはじめから / リゼ・ヘルエスタ
楽曲提供はTOKOTOKO (西沢さんP)という方です.
この曲を聴いたとき, TOKOTOKOさんが尾崎由香さんに書いたピュアで小悪魔という曲が想起されました.
TOKOTOKOさんの他の楽曲をあまり聴いたことがないのであれなんですが, ボーカルの人の声を引き出すのがめちゃくちゃうまいという印象を受けます.
バンドっぽいサウンドの合間にウキウキラッパが鳴り響く渋谷系の系譜を感じさせる落ち着いたポップスって感じの趣なんですが, 特徴的な声質を持ったボーカルの幅が広く出るようなメロディや歌の構成になっているように感じます. 声の裏返りや, 話し声に近い発声, 合間の掛け声など人から出る声のパターンを無理なく広く曲に組み込んでいるのがすごくいいなと思いながら最近よく聴いています.
- 小さな手のひら / 吉田哲人
この曲は
神保町試聴室 ドネーション・コンピレーション CD
「STAY OPEN 〜潰れないで 不滅の試聴室に捧ぐ名曲集〜」
っていうコロナ禍の支援という形で出たアルバムの一曲です.
配信などはなくて, 現在は参加アーティスト何組かのサイト通販で買えるようです. 2枚組で全体的にすごくいい曲がたくさんなので, 特にアイドルとか渋谷系とかその辺りの音楽に関心のある人は買えるうちにぜひ入手してほしいです. 一例としてユメトコスメさんの通販ではまだあるみたいです. アーティストによってはおまけをつけてるところもあるので好きなところからぜひ.
吉田哲人さんはWHY@DOLLに多数楽曲を提供していたりする方で, 去年くらいから歌手活動も始めました. 7 inchのレコードのみのリリースとかだったりしてオンラインで聴ける音源が基本ない感じです.
この小さな手のひらという曲は穏やかな曲調なんですが, アレンジの絶妙なバランスで地味に聴こえない塩梅になっていてすごくちょうどいい感じになっています. ヴァイオリン的な弦楽器の音 (楽器の判別ができない) も入っているんですがかなり音量が絞られていて, 全体として聴いたときにドラマチックになりすぎないさりげない音楽に仕上がっています.
個人的にこの感じの音楽がめちゃくちゃ好きなので, 最近すごく聴いてます.
ドラマチックになりすぎないっていう形容すごく気に入っていて脳内でよく使っているんですが, この表現はスカートの澤部さんがラジオで遠い春のアルバム向けのアレンジを評して使っていた語彙をぱくりました.
この遠い春はサブスクではシングルの方とタイトルが区別されていないんですが, アルバム向けのアレンジでは豪華に弦楽器とか色々入れつつさりげない音楽として作られていてめちゃくちゃいいのでおすすめです.
途中渋谷系みたいなワードを使っていますが, 渋谷系と評される音楽を雰囲気で聴いた上での雰囲気で使っているので雰囲気です.
全然音楽関係ないですがこの動画を気に入っていて, 知ってから定期的に見返してます.
ゲームの描写に対して気象予報士的な立場からコメントをしていくという動画なんですが, 自分では気付けないような演出のこだわりが見えて鑑賞の解像度が上がるような面白さがあります. 加えて, 専門家を専門家たらしめるような感受性のあり方が各所から感じられて楽しいです.
あつもりの楽器演奏で興奮する田中秀和さんを観たりして, 専門的知見を持つ人によるゲーム実況の可能性みたいなものを感じる昨今です.
https://youtu.be/xVFjE9i3UdM?t=10095
この記事途中から句読点がコロンピリオドになっていますが気力が尽きたのでここまでです.