最近聴いている音楽2020/10
気付いたら寒くなってきた気がします.
久しぶりにブログを書こうと思ってまとめた, 紹介したかった曲のプレイリストです.
https://music.apple.com/jp/playlist/2020-10/pl.u-RRbVv17s3xzNVWD
今年はずっと引きこもっているので自分用の買い物メモ的なまとめになっています.
- ラブソングをかけて / 降幡愛
現代の80年代シティポップブームみたいなやつ, 現代的にスタイリッシュに仕上げるために削られている側面っていうのがあると思っているんですけど,
こちらのアルバムはそういった側面も丁寧に拾い上げて世界観を作っているのが素敵だと感じました.
このラブソングをかけてでいうとタイトルもあり, ラムのラブソングを想起させられました.
こちらのアルバムをプロデュースしている本間昭光さん, 自分は不勉強で知らなかったんですが,
90年代から日本のポップスの重要人物で, 歴史を作ってきたその人が手掛けているとなればこのクオリティも納得だと思いました.
降幡さんの方も80年代のシティポップは好きなようで,
spotifyに本人が上げているプレイリストに強いこだわりがありそうで面白かったです.
- ありふれた毎日の歌 / 月ノ美兎
自分はこの曲をSerani Pojiのカバーと認識せずに聴いたんですが, 話し声のようなボーカルとサウンドを綺麗に調和させていて感動しました.
この感じの曲は声優さんとかの文脈で時折生まれる名曲っていう認識なんですが,
小森まなみさんのミトンが真っ先に想起されました.
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%83%B3/329992314?i=329993275
最近のだとイヤホンズとかRYUTistあたりがすごく洗練された感じの表現をやっててすごいなあって思いながら聴いてます.
ササキトモコさんのお名前は知っていたんですが, ゲームをあまりやらないこともありちゃんと聴いたことはなかったんですが, 気付いたらSerani Pojiのプレミア化していない音源全部買ってました.
こないだ届いて原曲の方も聴いてみたんですが, よりウィスパーボイスみたいな感じでアレンジも相まってフレンチポップやBlossom Dearieのような軽やかなジャズのような印象を受けました.
原曲自体精巧なバランスで成り立っているような難しい曲なのに、ボーカルに合わせて異なる印象を与えるリアレンジを成立させていることにササキトモコさんの評判の訳を知った気分です.
- タイムズスクエアのガールズバンド / 無果汁団
正直あまりバックグラウンドを把握していないんですが,
メンバーのショック太郎さんという方のTwitterを特にどういう方なのかわかっていないまま音楽の造詣が深い人としてフォローしていました.
アルバムは音の数が多くてめちゃくちゃ凝っているのに軽やかなえれぽっぷに仕上がっていて,
なんとなくya-to-iを思い浮かべました.
- ミミコ、味になる / 田中ヤコブ
田中ヤコブさんのTHE FOGは去年一番聴いたかもしれない曲の一つです.
今度出るアルバムがサブスクで一部試聴できる状態になっています.
- Can't Run From Love / Michael Stosic
1982年に100枚しか刷られなかった盤が今年再販されたっぽいです.
最近サブスクのレコメンドで知ったのでめちゃくちゃ曖昧です.
80年代のBlue eyed SoulとかAORに分類されるやつらしく, ジャンル的にはJohn Valentiとかと同じ区分かなるほどねって思いました.
- Say You Will / The Explorers Club
少し前にペットサウンズレコードで無果汁団のCDとかを買ったときに店員さんに最近のお気に入りを聞かれて,
Julian Berntzenとか北欧のポップス周りって答えたらおすすめしてもらったやつです.
ビーチボーイズとかが引き合いによく出されるバンドっぽいですけど, アルバムにLove So Fineって題の曲があったり確かに60年代へのリスペクトを強く感じます.
他にはDylan Mondegreenというバンドも薦められて気に入っています.
アルバムのジャケットとBroken Frenchという曲名を見て, これは間違いないと思ってサブスクで真っ先に再生したときに自分の嗜好がわかりやすいなって思いました.
- Skinhead Suit / Doomshakalaka
Dutch UnclesがRemixした音源がサブスクに上がってて知ったイギリスのおじさんです.
レーベルとかも跨いでるんで固有の名称がわからないですが, イギリスの一部の音楽コミュニティでは互いにRemixしてる音源が気軽にサブスクに乗ってる印象があります.
この曲を聴いて, 真っ先になんとなく矢部浩志さんが好きそうって感じました.
当然この曲と矢部さんは全然関係ないんですが,
以前Twitterで矢部さんが紹介していたAimee MannのCharmerと,
矢部さん作曲の月の足跡に枯れた麦が沈み, 夜は許してくれないとなんとなく近しいものを感じました.
このラインの曲すごく好きなんですけど, 自分の鑑賞の解像度だと言語化できなくて日々もどかしく過ごしています.
先に書きたい曲をプレイリストにまとめてその順に書いてきましたが,
終わりがないので近況報告風に流します.
レーベル単位で音楽を探すことそんなにないんですけど, Memphis IndustriesとなりすレコードとElefant RecordsはYouTubeチャンネル登録してちょくちょく見ています.
SpringのBaby BlueはElefant Recordsが最近YouTubeに上げてて知ったんですけど,
Twitterで吉田哲人さんが90年代くらいに流行ってたやつだよって教えてくれました.
吉田哲人さんは去年DJとして出てるイベントにふらっと行ったときにおはなしする機会があり,
以降吉田さんが出演者のイベントに行ったり観客として来てるイベントで会ったりで去年だけで10回くらいエンカウントした気がします.
ディスクユニオンで岡崎友紀さんの風に乗ってをおすすめされたり,
Haircut 100を聴いてXTCっぽいなって言ってたら80年代イギリスでの流行りのサウンドでファンカラティーナって言うんやでって教えてもらったりして
ありがたいなぁと思っています.
最近ではMONACAの作曲家陣がサブスクの公式プレイリストを公開し選曲や曲順にもこだわりが見えるのが良いニュースですが, 新曲も随時反映されているみたいでうれしいです.
サブスクで言うとマクロスシリーズの楽曲が主要サブスクで配信され,
お気に入りの曲 サイレントでなんかいられないが人に薦めやすくなったのがよかったです.
菅野よう子さんきっかけでフロンティアしか観ていないんですが,
最新作?のΔで鈴木さえ子さんとかが音楽担当してるのを知って俄然気になっています.
プレイリストの残り2曲はサブスクやらTwitterで知って気に入っていますがなんもわかっていないです.
このブログを見る人に一定数は知らない曲があるようにしようを裏テーマにしてたら分量が大変なことになっちゃいました.